菊池雄星が反則になった2段モーション規定が廃止になった理由とは?

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2018年1月、NPB(日本プロ野球機構)がピッチャーの2段モーションルールを廃止する決定をしました。

埼玉西武ライオンズの菊池雄星投手が試合開始直後に反則を取られたことで、

物議を醸したルールがなぜ廃止になったのかについて迫っていきましょう!

 

二段モーションがダメだった理由

 

身も蓋もないですが、

「そもそも明確な理由が無かった」というのが本当のところだったと思います。

 

バッター側の心理を考えれば、

「二段にしたりしなかったりすることで、意図的にタイミング取らせないようにするのがNG」

というのが、NPB側の建前だったのだと思います。

 

ただ、菊池雄星投手をはじめ、二段モーションの疑いがあった・実際に反則を受けたピッチャーで、

そういった意図のを持った上で投球しているピッチャーなんていなかったはずなんです。

 

過去には、ハマの番長こと元横浜ベイスターズの三浦大輔投手が、

2段モーションが反則になってしまうことに異議を唱え続けていましたが、

「ズルをして少しでも成績を、、」という考えは絶対無かったはず。

 

元々なぜ2段モーションが反則になった経緯については、40年以上時計を巻き戻す必要があります。

その当時、2段モーションなどを使って打者のタイミングを外す投手が現れたため、

走者がいない場合に規制する項目を公認野球規則に独自に追加したんですね。

 

ですが、国際大会や他の国の野球では2段モーションに対する明確な規定はないんです。(!)

2016年にメキシコで開催された国際大会では、

球審を務めた日本人審判が2段モーションによる反則投球を宣告したところ、

他の塁審から「ルールにない」と指摘され、撤回したケースがあります。(笑)

 

他国からすれば、「40年前の特殊な例を持ち出して、今さら何言ってんの、、」

っていう呆れもあったんじゃないかなと思われます。

廃止になった理由

 

廃止になった表向きの理由は

「20年東京五輪を控え、国際標準に対応するため」といったところだと思われます。

「さすがに自国開催のオリンピックで二段モーションの指摘は出来ないんじゃね?」と、

NPBの首脳陣が萎縮したんじゃないかなと。

 

ですが、「大した考えはないんじゃないかな」というのが個人的な感想です。

今回の発表と時を同じくして、「敬遠の申告制」が導入されましたが、

基本的にNPBには「MLBに追従しておけばいい」と考えている節がどうしても感じられます。

結論をそういう風にせざるをえないくらい、2段モーションに対するNPBの対応は今もこれまでも不可解です。

まとめ

 

日本は日本で独自に形成してきた野球文化があるわけですし、

なんでもかんでも国際基準に合わせればいいのかというとそうではないと思います。

 

ただ、2段モーションに対しては、選手や野球ファンから、これまで散々疑問視されてきました。

また、そもそもフォームというのはピッチャーの「命」とも言えるものですから、

今回の決定に関して、様々な議論が起こることは間違いないと思います。

 

今後の動向に注目していきましょう!

お読み頂きありがとうございました!

 

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2 件のコメント

  • 野球規則8・01(a)「投手は、打者への投球に関する動作を起こしたならば、中途で止めたり、変更したりしないで、その投球を完了しなければならない」
    「止めたり」を「とめたり」と読んでしまったのが間違いの基で、これは「やめたり」と読むのが原文の意図です。漢字の表現をひらがなにすれば、国際的なルール解釈に合致します。
    これを「とめたり」と読むと、野球規則そのものがあちこちで矛盾を生じます。

    • コメントありがとうございます!
      そういった背景があったのは知りませんでした。
      元々が誤解を招く表現だったわけですね。
      勉強になりました、ありがとうございました!

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